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| 滝の湯と婆 |
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| この湯は最高! |
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| 陸羽東線 |
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| 突然噴出した間欠泉 |
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| 行き違いがあった峯雲閣 |
宿泊は鳴子温泉ではない。吹上温泉である。鳴子温泉駅から町営バスで40分。鬼首温泉郷の間欠泉バス停で降り、間欠泉の前を通って、少し降りたところある峯雲閣という旅館である。ところで間欠泉であるが、一応見学しようか迷ったんだが、私は温泉が吹き上がるのをジッと待っているタイプの人間ではない。結局、止めることにした。ところが、私が間欠泉の横の道を旅館に向かって歩いていたら、急に吹き上げたのである。天才である私はその決定的瞬間をカメラに収めたが逆光であった為に芸術的な写真になってしまった。
峯雲閣に着いて声を掛けると年配の女性が出迎えてくれた。玄関を入って突き当たりの階段を上り、左に折れた一番奥の部屋に通された。案内をしてくれた年配の女性は、部屋に入ると「何もお構いできませんが」と言うので、私はとっさに「別に構って貰おうとは思っていません」と答えたが、これはまずかったかなと少しだけ後悔した。私は早速温泉に入りに行くことにした。風呂場は階段を下りて右側、廊下の突き当たりにあった。手前が男湯、奥が女湯になっている。この風呂場自体はどうという特色があるわけでもない。この風呂場の片側がガラス張りになっていて外の滝と渓流が眺められる。この渓流沿いに滝を眺めながら温泉に浸かれる露天風呂が設えられている。これがこの旅館の売りである。私は風呂場のガラス戸を開け露天風呂へ向かった。今年は例年より暖かいとはいえ初冬の東北である。裸で渓流沿いを歩くにはかなり寒い。それでも、私はなるべく滝の近くまで行って露天風呂に入った・・・。あのババァー!幾らお構え出来なくても、一言ぐらい露天風呂は温いと言うべきだろう。
Yawara Yoshino